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冊子づくりは出会いの記念 ~盛和塾、稲盛氏の逝去に寄せて 

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冊子づくりは出会いの記念 ~盛和塾、稲盛氏の逝去に寄せて 

冊子を作ること。依頼の始まりは、やはり出会いなのです。
2022年8月24日に逝去された稲盛和夫氏が、1983年に作られた盛和塾(2019年閉塾)。36年間の活動は、国内56塾、海外48塾、塾生数は約15,000名になったとされています。→→→盛和塾
「盛和塾 福岡 20周年記念誌」を過去に手がけさせていただいたことを、出会った皆さんへの感謝も込めて書いてみたいと思います。

miki

「心ある企業経営者こそが明日の日本を支える」との
稲盛塾長の信念のもと発足したのが盛和塾です。

二人の先輩の存在

盛和塾との出会いは、勤めていた会社の当時F部長が、独立後、盛和塾に入会したことがきっかけ。
福岡青年会議所のOBでもある、故・柴山文夫氏も同時に何度も盛和塾の入会を勧めていただいていたこともご縁となりました。
柴山先輩は、常に継続できる仕事となることを気にかけては、いくつかの制作物を依頼されてきました。
今思えば、いただいたいくつかの仕事は先輩のいくばくかの足りになったでしょうか・・・。
盛和塾のことを熱く語る柴山先輩とF氏(部長)の存在があったからこそ、「盛和塾 福岡 20周年記念誌」を手がけさせていただくことができました。

miki

冊子づくりは、人の熱い思いからスタートします。

感謝を込めて作りたいという思い

冊子

20周年記念誌の骨子は、歴史・歩みを掲載することはもちろんですが、塾生一人ひとりの稲盛塾長への感謝の思いを、言葉に、文字にすることでした。
なので、全546ページのうちの8割近く、実に424ページが会員一人ひとりに顔写真と会社概要、塾長への感謝のメッセージが掲載されたのです。

顔写真を集め(当時はすべてがデータでなかったと思います)、感謝のメッセージも多くは手書き原稿だったような。。。

「愛」や「感謝」がこめられていました。

一期一会の対談や鼎談

冊子

記念誌にほしいのは、やはり対談や鼎談(ていだん)です。

塾発足のエピソードなども交えた鼎談を行いました。改めて読んでみると、先輩諸氏の一言一句が胸に刺さります。

取材最中は、必死すぎて気が付かないですが、命のきらめきというか、お一人おひとりの人生がギュッと詰まって、言葉に、写真に、あふれているのが伝わります。

制作者冥利に尽きるひとときだったと改めて思います。

miki

カメラマンの方を入れての鼎談は、表情が生き生きと撮れています。
いい写真は、言葉に輝きや表情を与えてくれました。

この時の制作は、インデザインというソフトを使って、当社のデザイナーさんたちが行いました。
取材・原稿制作・リライト・編集は、私一人で行いました。
もちろん、発注者である塾のチームの方々が一丸となって、記事集めをしていただきました。
やはり、記念というべき作り方ができ、時代を超えてもなお、皆さんに感謝を伝えたいと感じました。ありがとうございました。

また末筆ですが、稲盛和夫氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
ありがとうございました。

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miki

○早大で演劇活動のかたわら学生ライターとして活動。帰福後、武田鉄矢の兄の広告代理店に勤務。営業力とノウハウを磨き、ライターとして起業。
○企画からの依頼が多く、編集・取材で手掛けた冊子は1000冊超。付随するイベントも多数。文章化する力、販売促進プランを軸にした企画、コミュニケーションでつながることが強みです。
○文章づくり、書くことは、極める厳しさもありますが、企画やWebの世界は果てしなく広がる感じ。地道に積み重ねてきたサイトのご相談も増えています。

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